From:沖山恭平
【お洒落な街なので帰りはショッピング】
【快適なオフィスで気持よく】
こういう求人良く見ません?
と言うか求人媒体の募集どれ見てもこんな言葉で溢れかえってますよね。
こういう言葉を使っている募集を見ると、確かに何だか楽しそうなオシャレライフをイメージしてしまいます。
キラキラした生活。
仕事も私生活も充実。
トレンディドラマみたいな生活。
「カ〜ンチ、セ○クスしよ♥」→ネタが古すぎですいません
なんて月一で交差点で言われちゃったりなんかして…
そんな事まで妄想してしまいそうな甘い言葉達です笑
でも僕は思うんです。
こういう甘い言葉達ばかりを人生の岐路に立っている人に浴びせまくるのはどうなのかと。
何だかんだんで仲間=信頼関係
勿論甘い言葉があっても良いと思うんです。
ただ実際働くとなればそればっかりじゃない事は間違いないはずです。
・同僚はいい人多いけど、飛び込み営業と上司からのプレッシャーで心が壊れそう
・お洒落な街だけど、給料少なすぎてショッピングどころじゃない
・オフィスはお洒落で快適だけど、2日家に帰れてない
こういう事ってザラにあるんですよね。中途であれば実際に経験した人も多いんじゃないですかね。
甘い言葉を信じて入社した人間からすると「こんなはずじゃなかった」ってなりますし、企業側としては「嘘は言ってない」ってなるんです。
なんか無駄な事してると思いません?笑
もし企業がコマとして使える兵隊が欲しいのであれば甘いことばっかり言ってれば良いと思うんです。
甘いことだけ言って集めて選んで、ついて来れなかったり文句の有るやつは切っていけば良いわけです。そしてそれをずっと繰り返す。
死んだら補充、死んだら補充、死ぬの前提。これって完全に兵隊ですよね笑
うちはそうじゃないよ〜って言う企業も間違いなく有ると思います。
本気で仲間を求めている企業も間違いなく有ります。
じゃあ兵隊と仲間って何が違うの?って考えると、企業と個人の信頼関係だと思うんです。
隠し通せないのなら最初からさらけ出すべき
とは言え信頼関係ってそんな簡単に出来るものじゃないです。
じゃあ応募の段階で何を基準にすればいいのか?
ずばり、企業としてマイナスになりうる情報をさらけ出せているか。
これだと思います。
自分の友人関係なんかを思い浮かべればわかりやすいですね。
上っ面だけカッコつけて自分の悪いところは一切見せようとしない。
初めて会った時に自分の良いステータスばかり言ってくる奴と友達になれますか?
そのうちなれる事も有るかもしれませんけど、大抵そういう時ってその人の良いところ悪いところ含めて本質が見えて来てからの話ですよね?
その人の本質に触れて共感することで初めて仲間になるんです。
だったら本質を最初からさらけ出した方が誠実だし、お互い効率的じゃありませんか?
個人同士の付き合いならまだしも、お金や今後の人生に影響が出てくる企業と個人であれば尚更だと思います。
普通に考えれば良い事ずくめの企業なんて有るわけ無い
僕は昔出合い系のサクラのバイトをやっていました笑
出合い系のサクラってグレーというか黒ですよね笑
しかも当時別にサクラをやりたいわけでは無かったし、将来性があるとも思わなかった。
じゃあ何でそのサクラのバイトを始めたかと言うと、時給が良かったからです。
もうただそれのみ。
サクラって言う悪いイメージと時給を天秤にかけた時に時給が勝ったんです。
これはアルバイトですし極端な話ですけど、人間何でも選択をする時に良い、悪いを天秤にかける。
これは始める時だけでなくてやめる時の選択も同じです。
悪いと思われる要素を補えるだけの魅力を会社側は持つべきだし無ければ作る努力をするべきです。
そしてそれをきちんと伝える努力をする。
本質をさらけ出し、きちんと良いところも悪いところも伝えた上で良いと判断されれば激務だろうが、オフィスが汚かろうが、加齢臭が充満していようが人は来てくれるはず、、ですきっと…笑
仲間か兵隊か、募集する側も応募する側も今一度考えてみるべきだと思います。